銀は銀牙 流れ星銀の主人公である。リキと富士の息子であり、ウィード・誠・幸村の父。また、シリウス・オリオン・リゲルとベラの祖父。 赤カブト戦以降は初代総大将であった父・リキの後を継ぎ、奥羽軍の2代目総大将となる。
容貌[]
名前の通り、良質な熊犬の毛色とされている虎毛(銀色)が特徴である。 しかし、シリーズが経つごとにウィードと変わりない青みがかかった色で描かれるようになっている。 作中で15年(ただしシリーズで誤差がある)経過したとされる銀牙伝説WEED以降では、目つきはリキの様に鋭いものとなっている。銀牙 THE LAST WARSの序盤では白内障を患っており、一時期は瞳が曇っていた。 額には大輔との初戦で負った3本の爪痕(一時期は4本)が残っている。
性格[]
幼いながらも赤カブトに恐れない姿勢など、虎毛の言い伝えに恥じない勇猛果敢な性格であり、常に強い正義感を持っている。また、リーダーに必要とされる統率力やカリスマ性などの素質も兼ね備えている。 優しさゆえに情に流されやすく、それが弱点ともなっている。 仲間思いであり、総大将となった後でも部下に対して軽々しく扱うことをせず、分け隔てなく接している。
竹田五兵衛による過酷な熊犬育成によるものか、流れ星 銀では口が悪かったものの、銀牙伝説WEEDでは、常に穏便な態度をとるようになっている。 飼い主であった大輔を信頼し続けている。また、人間との共生を常に考えており、奥羽軍の精神として徹底させている。
能力[]
リーダーに必要な戦闘力もまた才能として持っている。訓練や戦闘を経て開花していった。 五兵衛による特訓の成果で、ある程度は水中での行動や、水中を利用してでの戦闘ができる。 また、彼が自称する「流れ星銀」の通り、素早い動きで相手を攻撃する。戦闘中でも様々な攻撃手段(黒邪鬼戦、四国でのスナイパー戦、陸奥四天王戦)を考え、活かすことができるため、小さい身体という不利な条件を充分にカバーしている。